新・都市論TOKYO (集英社新書 426B) (集英社新書 426B) : 集英社 隈 研吾





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新・都市論TOKYO (集英社新書 426B) (集英社新書 426B): 集英社 : 隈 研吾; 清野 由美;
新・都市論TOKYO (集英社新書 426B) (集英社新書 426B)
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■商品のレビュー


商品の概要

内容の詳しい紹介
バブルが崩壊した。
世紀が変わった。
そして、大規模再開発が始まった―。
<変貌する東京>を読み解く!

景気回復の実感はいまだ薄い。にもかかわらず、東京では空前の大規模再
開発が進行中だ。林立する高層ビル、変貌する街の風景。これは、本当に 
“東京の再生” につながるのだろうか?
「都市は失敗の集積にほかならない。失敗を重ねた都市ほど偉大な都市だ
」と語る建築家が、二一世紀TOKYOを象徴する、五つのスポットを巡った。
汐留、丸の内、六本木ヒルズ、代官山、町田。そこに見えてきたのは、どん
な「失敗」と「未来」の姿だったのか? 

著者について
隈 研吾(くま けんご)

一九五四年生まれ。建築家。慶応大学理工学部教授。べネディクタス賞、村
野藤吾賞など内外で受賞多数。著書に『負ける建築』(岩波書店)ほか。

清野 由美(きよの ゆみ)

一九六〇年生まれ。ジャーナリスト。都市開発、デザイン、ライフスタイル
など幅広く取材。著者に『ほんものの日本人』(日経BP社)ほか。 



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    カスタマレビュー(この商品に対する他の方のコメント)

    都市開発の謎と課題に迫る一冊

    汐留、丸の内、六本木ヒルズ、代官山、町田の5章+北京から構成され、各章は隈研吾氏による解説とジャーナリスト清野由美氏との対談からなる。不景気にも関わらず盛んに行われる再開発の謎、都市開発の課題、将来への展望などが明らかにされる。

    難点は、地図がなく、写真も少ないこと。この理由で、☆?1とした。
    丸の内の章では、手持ちのポケット地図を確認しながら読んだが、それも旧名称と新名称が一致しなかったりして、厄介だった。
    紙面の都合もあると思うが、せっかく脚注を充実させているのだから、地図も付けて欲しかった。

    ビルの外観などよく思い出せない箇所はサラっと読み飛ばして、隈氏や清野氏の見解は批評を中心に読んでも十分楽しめるので、全体としてはお勧めの一冊。
    個人的には、汐留の統一感の欠如や物価高の六本木ヒルズの分析、丸の内再開発などでも用いられる容積率向上のための各手法の紹介、都市開発のジレンマについての隈氏の考察が興味深かった。

    東京の現在、未来を語る興味深い本

    現在の都市問題を東京を通して見てゆく本。東京は昭和の高度成長期を一気に駆け抜け、バブルを経て成熟期に転換していった。今の日本の混乱と混迷の原因は全てここに行き着くと言っても過言ではない。人口減少、社会の退廃、活力の低下、高齢問題。都市の問題もこの規制型の都市計画があまりにも急激な成長が、都市計画を歪なものに変えていく。東京はまだ景気が回復していなかったにも係わらず各地で大規模な再開発が始まったことを、隈氏が指摘しています。その開発の街が美しくないと著者は指摘する。鋭い都市批判が展開される。汐留、丸の内、六本木ヒルズ、代官山、町田。「都市は失敗の集積にほかならない。失敗を重ねた都市ほど偉大な都市だ」と語る著者が東京の現在、未来を語る。あまりにも興味深い本。
    東京の大規模再開発の分かりやすい解説書

    汐留、丸の内、六本木ヒルズなど近年の大規模都市再開発などの背景や、それぞれの開発の主体となるディベロッパーの構想思想の違いについて分かり易く分析されており、現代の東京という都市についての多くの知見を得ることが可能です。良識あるクライアントと建築家の出会いによって達成された代官山ヒルサイドテラスの事例や、郊外都市のタイポロジーとして町田を採り上げている点も現代の都市計画を考える上で示唆的である。日本の都市のあり方が、「第二次産業都市」から「第三次産業都市」に大きく変遷しつつある中で、土地や機能の空洞化を埋める大規模都市開発がいかに困難を伴い、また都市の未来に大きな影響を与える重要な行為であるかということについて考えさせられた。汐留の失敗や、六本木ヒルズの達成と問題などの分析には説得力があるが、ひとつ残念な点は、著者が建築家であるにもかかわらず、50年後、あるいは100年あとの日本の都市風景がいかに有るべきかについての具体的な提言が読み取れないところであろうか。





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